みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です
ただ今肉とよ店舗2階を改装中、7月末~8月上旬を目標に飲食店オープンに向けて【新たなる挑戦】計画が進行しています。
‥というのも。
飲食店オープンをするための改装といえば、大工・電気工事や水回り関係、シンクなど必要な機器購入、仕上げのクロス貼りなどなどがあげられます。
「オープンに合わせて工期はこんな感じで‥」とその全てをお任せすれば楽なのは重々承知の話なのですが、、
なるべくお金がかからないように、肉旦那の知り合いを頼りながらその都度話をまとめていっております。
1つ1つをそれぞれのプロフェッショナルにお願いしているので、たとえば『電気工事はまずはここまでで、次はガス関係を‥が終われば水道を引いて排水工事‥‥』の場合は3職種を介すことになります。
で、みなさん各々の仕事の合間に手を貸してくれていますので、すぐすぐ都合が合わないことももちろんあるわけで。。
こんな感じにゆっくりとではありますが、順調に話は進んでいき‥
およその計画を立ててから約半年ほどでしょうか。
階段→電気→2階床→水回り関係→必要機器搬入→1階キッチン→ガス。
ヨメが小物作りをチンタラしている間に、以上の工事が終了していました。
ここから本格的に2階の改装となります。
それに伴い、まず準備したのはざっくりとしたお店の展望図。
写真左上からキッチン・個室・フロア正面図・小上がり(お座敷)・フロア全体図です。
拙い絵を見てお分かりのように、えぇ、ヨメの自作です。
という肉旦那の一言を受けて‥ふむ、と描いてみました。
昨今、専用のアプリに数値を入れればサクッとデザイン画におこせるらしいんですがね。
ということで手描き、です笑
部屋を立体的に奥行きがあるように描くのって‥遠近法っていうんですっけ?チガウ???
たぶん中学校の美術だっけ??そういえばこんなん習ったな(・∀・)‥ぐらいおぼろげな記憶を駆使!
おかげでよく見たら斜めってる線もいびつだし、窓やらドアやら壁やら実際の尺もあったもんじゃないし。
けども、なんとかソレっぽいものができあがりました☆
- キッチン+トイレ外壁
- 小上がり
- カウンター
展開図をもとに大工さんに依頼すれば‥あれよあれよと出来上がるフロア。
『トイレ外壁をキッチンに伸ばしすぎたら狭くなるから一面はナシで』
『小上がりは板張りって話だったけど‥他の改装現場で良い畳が手に入ったからこれ使っちゃおう』
『個室用の元ふすま結構良いものだし、これは個室入り口や階段上がり口に再利用しよう』
『フロアの壁って窓の高さでツートン予定なんだよね?見切りもついでに付けとくね~』
『カウンター、渋めの色に塗ってみた☆』
2階に取りかかって正味5日ほどでしょうか‥
最適解といったら過言かもしれませんが、さすが職人さんですね!
大工工事が淡々と進む裏で、クロスを選んでいきました。
- キッチン‥お肉を連想させる”赤 or 黒”
- フロア壁‥アットホームを思わせるような明るい感じ
- 個室‥なんとなく特別感
- 床‥硬めの素材,掃除がしやすいように平ら
以上を肉旦那と話し合いつつ、基本ヨメ主体で選ばせてもらいました。
選んだクロスの色を展開図に入れてみれば‥
大まかな希望を伝えて、最終決定はクロス貼り時に担当の方と相談しつつ決定しました。
‥それでは。
あの”なんということでしょう”の音楽に合わせて仕上がったフロアをご覧ください☆
お肉のイメージカラーにそった、赤&黒カウンターです(掃除前のホコリをのせて)
えんじのシックな色合いに、シャープな線を交えた黒色を添えてみました。
トイレ入り口です(ドアは後付け)
カウンターの黒よりも柔らかい‥漆喰のような手触りで落ち着いた雰囲気を出してみました。
フロアに来店してすぐの風景です。
もともとは全体がふすまでしたが、より”特別感”を個室に出すために、新たに右側に板を張りしっかりと区切ってみました。
12人が座れるほどのゆったりとした小上がり・お座敷です(立て掛けているのは畳・座卓・トイレのドア)
職人技が光る‥畳ジャストフィット!
上がり口の板にはシックな色を塗っていただきました。
見切りをはさんでのツートンが小料理屋感を出しています。
最後に個室!
一転、灰緑色に”和”を感じます。
こちらはほぼ手つかずのもとのまま‥築40年の古き良き日本の色です。
あとはシンクやトイレ取り付けといった、水回り関係を残すのみ!
その設置が終わり、保健所立ち会いの審査。
受かれば晴れてオープンのくだりとなります。
本当にいよいよゴールが見えてきました‥
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。