肉処とよたアレコレブログ
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食事

日本食の良さを知る③日本人の食生活に欠かせない大豆

みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖

主食のご飯に味噌汁などの汁物、そして旬の食べ物を組み合わせたおかず。

日本食は、さまざまな食べ物を上手に献立に取り入れることができます。

ゴリ店長
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日本食の良さをお伝えすべく!
日本食の良さを知る①和食基本スタイルみなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖 主食のご飯に味噌汁などの汁物、そして旬の食べ物を組み合わ...

主食のご飯はどんなおかずとも相性が良く、四季折々の食材を使った様々な料理に合わせることができます。

また、汁物が必ず添えられるのも栄養をより取り入れやすくするために欠かせません。

ゴリ店長
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800年前からほとんど変わらない「一汁三菜」の献立!

このような『日本食』は栄養バランスが優れ、ヘルシーな食事として世界中からも注目を集めています。

日本食の良さを知る②世界で認められた日本食みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖 主食のご飯に味噌汁などの汁物、そして旬の食べ物を組み合わ...

『長年変わらない和食スタイル』や『世界から注目されるようになったワケ』について書かせていただきました。

ゴリ店長
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日本人としてうれしいとともに誇らしい気持ちになりますね☆

さて。

日本型食生活を支える、言うなれば”ベストカップル”製品は何かわかりますか?

答えは大豆

今回の記事では、この『日本人の食生活に欠かせない食品”大豆・大豆製品”』について解説していきます。

ご飯+大豆=ベストカップル♡

大豆は「畑のお肉」といわれるくらい、たんぱく質を豊富に含んでいます。

大豆とほかの食品100gとのたんぱく質の含有量と比べてみると‥

  • 大豆      33.8g
  • まぐろ(赤身) 26.4g
  • 豚肉(ヒレ)  22.8g
  • 鶏(ささみ)  23.0g
  • プロセスチーズ 22.7g
  • 牛乳(特濃)   3.5g

‥などとなっており、群を抜いて多いことがわかります。

ちなみに。

たんぱく質は20種類のアミノ酸からできており、そのなかには人が体内で作り出すことの出来ない必須アミノ酸といわれるものが9種類(乳幼児では10種類)あります。

※必須アミノ酸‥イソロイシン・ロイシン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・トレオニン・トリプトファン・バリン・ヒスチジン

この必須アミノ酸を一定基準以上含んでいるものを”良質なたんぱく質”といいます。

ゴリ店長
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中でもリジン!

主食であるお米(精白米)にはリジンが少ないため、リジンが豊富な大豆や大豆製品を一緒に食べることで、よりアミノ酸バランスがよくなります。

和食の基本である『ごはん+味噌汁』の組み合わせは理にかなっているんですね☆

いろいろな豆を食べよう!

大豆以外にもさまざまな豆があり、世界中で食べられています。

たんぱく質や炭水化物・ビタミン・無機質などの栄養が豊富なので、いろいろな料理で味わってみましょう☆

【小豆】

”小さい豆”と書いて”あずき”と読みます。

おめでたい席に欠かせない赤飯のほか、餡(あん)にしてまんじゅうや最中・どら焼き・たい焼きといった和菓子の重要な原料の1つです。

  • 煮てから寒天などを加えて羊羹に
  • 煮て小豆汁にし、餅などを入れておしるこに
  • 煮た餡状ものに餅を入れぜんざいに

餡はいろいろな姿に変えたり、みつまめ(あんみつ)やかき氷にかけたり、アイスキャンディーの原料にも使用されます。

【そら豆】

さやが空に向かってなるので、この名がつきました。

豆類の食物としては最も大きな部類で食べごたえがあります。

初夏に、未熟な豆を茹でたり揚げたりして食べます。

また煮物や炒め物・スープなどに広く用いられ、アジアでは豆板醤の原料として利用されます。

【えんどう豆】

青えんどうと赤えんどうとがあり、日本では青えんどうは煎り豆・煮豆・餡(うぐいす餡)などに、赤えんどうはみつまめやゆで豆として利用します。

さやの硬さにより、硬莢種(こうきょうしゅ) と軟莢種(なんきょうしゅ)があります。

硬莢種はその名の通りさやが固く、基本は完熟して乾燥した豆を収穫して利用します。

対して軟莢種はさやがやわらかく、未熟なさやはサヤエンドウ、成長を終えて乾燥前の生の豆はグリーンピースと呼ばれます。

スナップエンドウは軟莢種の中でも豆が大きく成長してもさやがやわらかく、豆とさやの両方を野菜として利用できる品種です。

【ひよこ豆】

形がひよこに似てかわいい豆です。

スペイン語で「ガルバンゾ」といい、またエジプト豆・チャナ豆と呼ばれることも。

さやが乾燥してから収穫するので、豆も枯れた色の乾燥した状態です。

乾燥させ熟した豆を水で戻してから茹でて食べることが多く、また若い豆は生でも食することができます。

若採りした若い緑色の生豆をは枝豆のように塩茹でにすると美味しいんだとか。

そのほか煮込み料理やスープ類の具材としても適しており、くせがないのでサラダなどにもあわせやすく、レストランのサラダバーでもよく見かけます。

【レンズ豆】

平たいレンズのような形をしているので、この名がつきました。

ほかの豆と違って水に戻す必要がなく、そのまま料理に使えます。

日本ではあまりなじみがありませんが、カレーやスープ・煮込み料理など、インド料理やイタリア料理・フランス料理で使用される食材の1つです。

まとめ

大豆は味噌や醤油などいろいろなものに加工され、私たち日本人にとってなくてはならない食品の1つになっています。

昔からずっと食べられ続けているのも、栄養価が高いこと・さまざまに加工され用途がたくさんあることなどと理由が考えられます。

大豆や大豆製品を毎日の食生活にしっかりと取り入れて、健康的な体づくりをしていきたいものです。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
肉とよ
山口県宇部市で精肉店を営んでいます。 お肉のことはもちろん、食に関するアレコレをはじめ、地元アレコレ、親子アレコレ‥いろんなアレコレについてつづっていけたら、と思っております。 みなさんに『喜ばれる歓び』をご提供!