みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です
毎度おなじみの、お客さんからいただいた箱一杯の大量にんじんです♡
甘みのあるにんじんは、皮膚や粘膜の健康を維持する『βカロテン』、目の健康維持に必要な『ビタミンA』、便秘対策に役立つことで知られる『食物繊維』など、さまざまな栄養素がつまっています。
サラダなどの生食はもちろん火を通すことで甘みが増すので、さまざまな方法で楽しめる野菜でもありますよね☆
そんなにんじんはいちょう切りやたんざく切りなど、その料理にあったいろいろなカット方法があり、切り方によって食感や味のしみ方が変わります。
冷凍保存も可能なにんじんをあらかじめカットしておけば、冷凍庫から取り出してそのまま調理できる!という利点も。
今回の記事では、料理に使う切り方をまとめて紹介したいと思います◎
にんじんの切り方は10種類
根菜よろしく繊維があるにんじん。
それを断ち切るか,また沿って切るか‥と大きく2つの切り方に分かれます。
繊維を断って切る!
にんじんの繊維を断って切る場合には、煮物などによく利用されます。
繊維を断ることで火が通りやすく、にんじんをより柔らかく仕上げる事が出来ます。
輪切り
- にんじんの皮を剥く
- 好みの厚さで一定間隔に切っていく
- 完成!
1㎜ほどの厚さだとしゃぶしゃぶや浅漬けに、1㎝以上だと煮物に適しています。
半月切り・いちょう切り

- にんじんの皮を剥き、必要な長さに切る
- 切り口下にして縦半分に切る
- 半分に切った切り口を下にして縦半分に切る
- 端から一定の厚さに切る
- 完成!
③の工程を省けば半月切りに。
汁物の具材、炒め物、酢の物、サラダ、漬物などいろんな料理に応用が利きます。
乱切り

- にんじんを洗って皮を剥く
- 斜め45度くらいに包丁を入れ、回して切り口が上になるように置き、再度斜めに包丁を入れて切り進める
- 完成!
肉じゃがなどの煮物に、カレーやシチュー・ポトフなどの汁物に。
回転させながら切るのはちょっと難しいですが、、
これは経験を積むしかありません笑
角切り・さいの目切り

- にんじんの皮を剥き、4〜5㎝の長さに輪切りする
- 切り口を下にして1.5~2㎝幅で切る
- 切ったものを寝かせ、1.5~2㎝幅に切る
- 切ったものを90度回転させ、1.5~2㎝幅に切る
- 完成!
角切りはミネストローネなどのスープや五目煮に‥その使用法は多岐に渡ります。
②~④の幅をもう少し小さくカット(1㎝ほどでしょうか)にするとさいの目切りという呼び方になります。
こちらは炊き込みご飯やスープ・サラダなどの具材に使用します。
繊維に沿って切る!
繊維に沿って切る事でシャキシャキな食感を楽しむことができます。
短冊切り

- にんじんの皮を剥き4〜5㎝の長さに切る
- 切り口を下にして1㎝幅で切る
- 切ったものを寝かせ、2㎜幅程度に切る
- 完成!
汁物では火がとおりやすくなり、また炒め物やサラダ・和え物に使用すると食感が楽しめます。
③の幅を1㎝にすると拍子切りになります。
こちらはお漬物やスープの具材にどうぞ。
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細切り・薄切り・千切り

- にんじんの皮を剥き4〜5cmの長さに輪切りにする
- 端から幅2mm程度に切る
- 短い辺が上下になるよう、重ねながら並べる
- 端から1〜2mm幅で切る
- 完成!
②④の工程で幅を変えれば薄切りや千切りといった呼び方になります。
生のままだとサラダ・和え物に、炒め物やスープの具材などの場合は火のとおしすぎにご注意を!
まとめ
にんじんのカット方法について紹介させていただきました。
煮物・炒め物・汁物・和え物と、どんな料理にでも使える大根。
また生のままでシャキシャキとした食感はサラダには欠かせないモノですよね。
切り方を活かし、いろいろな料理に挑戦してみてくださいませ~☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。