みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
お客さまから好評いただいていた”お醤油スパイス”がコロナの煽りを受けて仕入れ不可能に‥それに代わる「新しいえぇもん」を求めて北九州へ行きました。
訪れた「かしわ屋くろせ」にて、キャンプの雑誌でも取りだたされる調味料『黒瀬のスパイス』を卸してもらうことに!
こちらの詳しい仕様についてはまた別記事で。
くろせの奥さんと話が盛り上がる中、ふと目を横にやると‥
くろせ店頭に並べられていた調味料に”ミツワ醤油 焼肉のタレ”なるものがありました。
くろせ奥さんの話では「くろせから車で5分くらいの距離に、ご友人のお店『ミツワ醤油』がある」とのこと。
歩いても15分ほど‥散策がてら向かいたい旨を伝えると、
店頭に並べる”新しいえぇもん”を求めて、定休日を利用して肉旦那&ヨメの仕入れの旅。
前回「黒瀬のスパイス」に続き、今回はくろせ奥さんの紹介で知り合いのお醤油屋さんを訪問するお話です!
『ミツワ醤油』
くろせをあとに、散策しながら歩くこと20分。
『ミツワ醤油』さん発見です!
くろせ奥さんからの電話を受けて、ご夫婦で対応してくれました。
今回の旅の目的を説明しつつ、交渉すること‥1分弱。
くろせさんに引き続き、こちらも気さくで朗らかな方々です。
交渉の時間もほどほどに、それぞれのお店や家族話、醤油を使ったオススメの料理法について盛り上がりました。↑ちなみに渡された商品ラインナップ。
どんどん渡そうとしてくるから、1,000円を無理矢理支払いました笑
上の商品の中で、肉とよでは精肉に合いそうな真ん中の2本『甘旨たれ・焼肉のタレ』を基本的に仕入れさせていただくことに。
- 甘旨たれ‥丼・すき焼き・照り焼き、これ1本でなんでもござれ
- 焼肉のタレ‥人気急上昇!王道の甘口タレ
ほかにも人気№1の”福寿”やアイスにかけても美味しい”さしみ”も、臨機応変に対応してくれるそうです。
ミツワ醤油さんが気になる方は↑こちらをチェック!
長崎街道を散策
くろせさん→ミツワ醤油さんの道中、「長崎街道」を散策しました。
”かわらばん”によると、この辺りは江戸時代からつづく街道の一部なのだそう。
【長崎街道】
江戸幕府による武家諸法度で、大名の参勤交代が義務付けられたことで交通整備が本格化。
五街道がつくられた後、脇街道として長崎街道や山陽道などの十街道が次々に開通した。
長崎街道は、小倉から黒崎・木屋瀬を経て、鎖国下で唯一外国に開かれた長崎に至る重要な道で、異国の物産や文化を運ぶ華やかなシルクロードでもあった。
くろせさんミツワ醤油さんもある北九州西区は上記の「黒崎」に位置し、長崎街道における筑前の玄関部として整備されたところなんだそう。
この長崎街道における黒崎宿で、市指定史跡としても有名な「曲里の松並木」というものが、ちょうどくろせミツワ間にありました。
【曲里の松並木】
江戸幕府が全国の街道に松や杉を植樹させた名残で、長崎街道(57里・約228㎞)の黒崎宿~木屋瀬宿間にある。
かつては、旅人を炎天や風雪からまもり目的地へと導いていた松並木である。
昭和20年頃までは多くの松が残っていたが、今は全長300メートルに昔の松はわずかに2本しかなく、新たに植樹された松が、その面影をとどめている。
さっそく散策!
入り口から趣があります。
肉旦那を後ろから追います。
振り返ればまた違った印象。
穏やかな上り坂が続く、松の木陰と吹き抜ける風に居心地の良さを感じる並木道。
少し外れるだけで、車通りの激しい県道が横にあります。
都会の喧噪を全く感じないなんとも不思議な場所で、ここを歩いただけでも、今回の旅の満足感が高まりました!
まとめ
から始まった今回の仕入れの旅。
場所場所でステキな出会いがありました。
くろせさん・ミツワさん、どちらとも気持ちの良い取引ができたのも、直接お話を聞きに行ったからなんだと肉旦那も言っておりました。
商品の良し悪しは、そのものももちろん大事ではありますが、それに携わる”人となり”も関わってくるものですよね。
お店を切り盛りしているのは肉旦那ほぼ1人なので、「商品の仕入れに私もついて行く意味ってあるのかな?」と若干なりとも思っていました。
が。
夫婦2人で赴いたことも今回の旅が良いものになった理由の1つだと言われて、改めてそれも人のつながりなんだなぁと思いました。
今回仕入れの交渉をさせていただいた調味料には長い歴史があり、またいろいろな雑誌やブログでも扱われているほど良いものです。
それ以上に、人となりを知ることのできた出会いを大事にしたいです。
気持ちの良い取引きに報いるべく、肉とよにできるのは販促!
良い商品を通じて、お客さまとくろせミツワのステキなつながりをつくっていけたらな、と思います。
最後に肉旦那の満足感溢れる写真をどうぞ☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。