みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です
箱一杯の大量にんじん♡
毎度おなじみの、お客さんからのいただきものです。
と言うのは、肉とよをよく利用してくれているお客さんの中に青果配達をされている方。
「見た目アレですけど、皮削っちゃえば問題ないかと☆自宅ででも食べとよででも使ってもらえたら嬉しいです」とのことでして。
確かに‥鮮やかなオレンジ!
しりしりにポタージュ・ケーキ‥焼いても煮ても美味しいにんじんは、料理にステキな色合いを添えてくれます。
せっかくいただいたが吉日!
にんじんの鮮度を保つ保存方法
じゃがいも・玉ねぎと並ぶ3大常備野菜のにんじんですが、『冬が旬』というのはあまり知られていないかもしれません。
なので、実は高い温度が苦手だったりします。
そのため冷蔵庫もなるべく低い温度がよいといわれており、鮮度を保つためには湿気や乾燥に注意が必要です。
まるごとにんじんを保存する場合
にんじんは湿気や乾燥に弱いため、ペーパータオルや新聞紙に包んで適度な湿度にしておくことが長持ちのポイントです。
ペーパータオルか新聞紙に1本ずつ包むと良いでしょう。
2~3本ある場合もまとめてポリ袋に入れ軽く口を結び、ヘタを上にして立てた状態で冷蔵庫に入れてください。
ペーパータオルや新聞紙が濡れてきたら都度交換が必要です。
なお冬の寒い時期であれば、室温でも保存ができますよ。
温度変化のあるリビングやキッチンは避け、暖房のついていない部屋やベランダで保存しましょう。
保存期間(賞味期限)
正しく保存していれば、1カ月程度は日持ちします。
にんじんの表面がしわしわになり、ぬるっとしていたり、ぶよぶよしていたりすると傷んでしまっているサイン。。
カットしたにんじんを『冷蔵保存』する場合
大きめのにんじんを1回で使いきるのは案外難しかったりしませんか?
使いかけのにんじんを冷蔵保存するには、切り口から乾燥が進んでしまうため、ぴったりとラップで包むことが重要です。
また、ヘタが残っているとにんじんが成長しようとして傷みが早くなります。
なるべくヘタがついている部分から使ってくださいね。
カットしたにんじんも同じように、ラップでぴったりと包みます。
使いかけのものより乾燥しやすいため、なるべく早めに使い切りましょう。
保存期間(賞味期限)
使いかけのにんじんやカットしたにんじんは、できるだけ早めに食べきります。目安としては、3~4日で使い切ってください。
長く保存すると乾燥が進み、食感が悪くなってしまったり、傷んでしまったりします★
とくにサラダなどの生で食べる場合は、3~4日よりも早めに使うようにしましょう。
カットしたにんじんを『冷凍保存』する場合
にんじんを冷凍保存するときは、使いたいサイズに切ってから冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
丸ごと冷凍してしまうと解凍してから切る必要があるため、調理に時間がかかったり、人参から水分が出て食感が悪くなったりするので注意してください。
なお、にんじんは冷凍すると食感が変わりやすくなりますが、以下の対策をすることで食感が気になりにくくなります。
- 千切りや短冊切りなどにして細かく切っておく
- 乱切りなど大きく切る場合は一度茹でておく
切ったにんじんは冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて平らにして凍らせます。
冷凍したものを数回に分けて使いたい場合は、1回分ずつラップに包んで冷凍しましょう。
アルミトレーの上に置いて冷凍すると、素早く冷凍させることができますよ☆
保存期間(賞味期限)
冷凍した場合の保存期間の目安は約1カ月です。
家庭の冷凍庫は開け閉めによる温度変化が大きいため、冷凍したからといって何カ月も持つわけではありません。
約1カ月を目安にし、早めに使い切るのが良さそうです。
解凍方法
冷凍したにんじんを料理に使うときは、凍ったまま調理しましょう。
一度解凍してから調理すると、にんじんから水分が出てしまい、水っぽい食感になってしまいます★
炒め物であれば凍ったままフライパンに入れ、煮物やスープであれば煮汁の中にそのまま入れて使ってください。
調理後のにんじんを保存する場合
にんじん料理が余ってしまうことも‥まぁまぁにあるかもしれません。
主な料理ごとに、調理後のにんじんを保存する場合のポイント。
炒め物、煮物
にんじんを使った炒め物や煮物は、汁気を切るか煮詰めてから保存します。
水分が残っている状態で保存すると、傷みが早くなってしまうので注意してくださいね。
密閉できる保存容器に入れて、冷蔵庫に入れて2~3日で食べきりましょう。
食べきれない場合は、冷凍保存しておくと2週間ほど日持ちします。
スープ
お子さまから大人まで大人気のにんじんポタージュ♡
こちらは、粗熱を取ってから冷蔵庫に入れて保存し、美味しいうちの1~2日で食べきりましょう。
ただし、熱いまま冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度を上げてしまい、ほかの食材も傷めてしまう原因になります。
量が多くてなかなか冷めない場合は、小分けしたほうが良さそうですね。
冷凍保存する場合は冷凍用保存袋に入れて平らにし、十分に冷めてから冷凍庫で凍らせます。
冷凍すると2週間ほど保存が可能ですよ。
生のサラダ
生のにんじんを使ったサラダは、密閉できる保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
火を通していないため、当日~翌日中には食べきるようにしましょう。
見た目は大丈夫でも、保存している間に食中毒菌が繁殖してしまう可能性もあります。
目安期間に関わらず、なるべく早めに食べきるに限ります。。
”にんじん保存”まとめ
正しく保存することで、おいしいにんじんを長く楽しめるだけでなく、食材の廃棄を減らすことにも繋がります。
みなさんもぜひ活用してみてくださいね!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。