肉処とよたアレコレブログ
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ゴリ時事

ゴリ時事④「おいっ!令和納豆っ!!その⑥まとめ」

みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖

いつもはヨメが担当しているこのブログですが‥

ゴリラ的な肉旦那が時事ネタについて語る『ゴリ時事』をお届けしております。

ヨメ
ヨメ
さて今回のネタは‥

710は語呂読みで納豆‥そう、7月10日は納豆の日です☆

それにちなんだお話なのですが、何やらいろいろあるようで1記事では語り尽くせなかったご様子。

そんなこんなで過去5回に渡りましてお伝えしてきたゴリ時事「おい!令和納豆っ!!」シリーズ、今回で最終回となりました☆

それではさっそくいってみましょう!

肉旦那
肉旦那
こんにちは!肉旦那です!

さあ、長くなってしまったこの”令和納豆”シリーズ。

今回が最後の記事になります。

ここまでクラウドファンディング・無料パス・裁判敗訴・警察沙汰と記事にしてきました。

本当はまだ炎上ネタがあるので書きたいとこではありますが、もう長くなるので今回の記事で終わりにしたいと思います。

今回の記事は令和納豆は結局どうなったのか?です。

肉旦那
肉旦那
それと僕個人的な意見としての総括を少々

‥あ、先にひとつだけ。

書き忘れていたんですが”販売している商品の賞味期限張り替え問題”もあって保健所に立ち入り検査されています。

令和納豆はこれも「ラベルが汚れていたので張り替えた」と言ってますが、苦しいですよね。。

あと、令和納豆代表取締役社長宮下氏による”令和納豆を取り上げるYouTuberは大したことない宣言”もありましたが‥残念ですけど割愛。

盛大なブーメランだし、胸くそ案件なので。。

これらを掘り下げると1記事になるボリュームになっちゃうのでここまで。

肉旦那
肉旦那
いやぁはなはだ見苦しい!!

さて、それでは本編「令和納豆の現在は??というお話」スタートです!

現在の令和納豆

結論から言っちゃうと‥活動休止

実はこのシリーズを書き始めた(編集担当のヨメ注:下書きのまんま放ったらかししてた)が7月1日からなんですが、書いている(編集担当のヨメ注:書きためておいてくれている)と7月10日に令和納豆から「7月11日より活動休止します」という声明が出されました。

肉旦那
肉旦那
こんな時まで7/10(ナットー)の日にしなくてええっつーの。。

しかも活動休止って‥あんたは芸能人かよ、と。

普通に言うと閉店じゃろがい。

”廃業”と言わない、というか廃業しないところが令和納豆らしいですよね。

廃業となると生涯無料パスの返金騒ぎに追われるから、でしょう。

宮下社長曰く「また活動する日がくれば無料パスは有効になりますのでその時をお待ちください

‥うん、100%ないでしょう。

肉旦那
肉旦那
言い切れます、100%ない

また声明中に「無料パスに対する返金対応は自腹を切ってでも行いたい」とも言ってますが、これは99%ない

mitomitoさんのように裁判を起こさない限りあれこれ言って返金しないでしょうよ。

宮下社長にまだ人の心が残っていれば返金するかもしれませんが‥その確率が1%です。

まぁ、これは僕個人の意見ですけどね。。

万が一活動再開しても無料パス復活は100%ない

これはね、コストとリターンを考えると異常なんです。

クラファン設立時の”10000円の先行投資で1日1回660円の定食が無料”という条件。

顧客からしたら15,6回で元が取れて後はドル箱ツアーという条件です。

先行投資という言葉を使ったのでこの無料パスを”投資”として見るならば‥

仮に1年間365日毎日無料パスで食べたとしたら660×365=240,900円となりますよね。

1万円が1年間で24万円の価値を生んでるので年間利回りは驚異の2400%です。

投資を知らない人にはピンとこない数字かもしれませんが、投資商品の中で世界最強といわれる米国株S&P500というものがあり、この年間利回りがおよそ7%です。

肉旦那
肉旦那
世界最強で7%

実際の投資は複利であったり、納豆定食を毎日食べるというのも現実的ではないので世界最強が7%という数字と比較するのはナンセンスな話ですが、令和納豆が出した生涯無料パスを簡単な数字で捉えるならこんな感じです。

もっともっと簡単に言うと「今1万円くれたら毎年24万円あげますよ」ってこと。

こんなバカな話って詐欺以外にありえますか?

これを開店前に1000人を超える人たちにクラウドファンディングの返礼品として配ってるんだから、もう開店する前に勝負は決まってたのでしょう。

そもそも経営自体が崩壊

他には宮下社長は活動休止に至る理由に「自信の力不足」と言っています。

‥が、それはごもっとも。

誰も否定しないでしょう。

あと「コロナで飲食業界に対するダメージが‥」なんて発言もありましたが、それはどうでしょう?と。

コロナ関係なしに無理だったんじゃないですかね。

むしろ良い言い訳が出来たんじゃないかな。

肉旦那
肉旦那
大好きな言い訳が、ね

店舗の立地見ましたが駅からも遠く駐車場もない。

”駐車は近くのパーキングに”ということですが、令和納豆で食事したからって無料になるわけでもなく。

周囲にこれというものもなく景観が良いこともなく、内装も普通。

内装は納豆映えするようにシンプルな、ってことを言ってますが。

和のテイストもない‥ただただ普通

メニューも4つで代わり映えなし。

納豆変えてるって言っても昨今のスーパーに行けば納豆も10種20種置いてますしね。

しかも自分で買った方が安いし。

基本4種類のメニュー展開(値段は税込)
(660円) 納豆75g+トッピング2種
(1100円・1日限定10食) 納豆50g×3種+トッピング3種
(1500円・1日限定5食) 納豆30g×5種+トッピング5種
極松(2500円・1日限定2食) 納豆30g×10種+トッピング10種

そして食事しただけでたまに警察呼ばれる。

あとTシャツなんかも売ってる変な店。

閉店間際は福袋まで売ってる始末。

福袋の中身は言わずもがな‥中身はSNSにアップしないという条件で販売したんだそうな。

肉旦那
肉旦那
‥どうでしょ、この店。

何を魅力としていたんでしょう。

アクセスが悪くてこれといった魅力もない。

新規で行きにくくリピートしにくい。

加えて無料パス保持者1000人超。

この状況にあってどんなに敏腕経営者でも無理なんじゃないかと言える悪条件ですよね。

更に店内撮影禁止!SNSへのアップ禁止!!とかを執拗に訴えてる。

この時代にあってネットを遮断して、これでどうやって経営していくというんでしょうか。。。

2年間で失ったもの

2019年7月10日オープンから2021年7月10日活動休止まで。

この2年間でどれだけの赤字をだしたんでしょう。

ホームページこそ綺麗に作られてますが、店の内装・厨房を見てもそこには大きくお金をかけていないことがわかります。

令和納豆の閉店が決まった後の不動産情報に店舗家賃6万円とあったので、店舗家賃も決して高くはありません。

肉旦那
肉旦那
って言うか安っ!!

じゃあ‥クラファンで集めた1200万円はいったいどこに??

営業不振でダメージ深刻なのは社長自身も含めて人件費。

この人件費はどこから出たんでしょうね?

‥まさかクラファン支援金から??

事実はわからないのでなんとも言えませんが、支援金から人件費出てて無料パス剥奪したり2年で閉店してるんなら詐欺と言われても仕方ないかなって思います。

もし個人でやってて2年で閉店したらまるっと1000万円ちかくの借金が残ったって話なんじゃないですかね?

違うのかな?

令和納豆シリーズ、総括

令和納豆閉店について、僕の思ったところを書いていきました。

あとはこの2年間。

炎上に次ぐ炎上を起こした代償について。

これは単に納豆のイメージダウン、水戸のイメージダウン、クラファンのイメージダウン、これに尽きるかと。

宮下社長は当初、クラファンを活用して!納豆で水戸の活性化!と謳ってましたが、これを見事に真逆のことをやり遂げました。

これだけのことをたったの2年間でやるって尋常じゃないですよ。

水戸市民はどう思ってるんでしょう。

クラファン運営はどう思っているんでしょう。

なにより納豆の生産者や関係各所。

令和納豆と取り引きしていた会社は多数あったでしょうから、その方々からも「なんなんだ、あいつは‥」という声が聞こえてきそうですね。

それでは宮下社長自身はこれからどうするんでしょう。

もしまた今回のように表舞台に立とうものなら世間の目が光ってる、というかガン見でしょうし、静かに暮らそうにも顔も名前も出しているので難しそうです。

肉旦那
肉旦那
借金もあるでしょうしね‥なかったら凄いけど

とまあ話はこのあたりにして。

僕自身も7年間自営業をしている身として、不誠実と無責任はアカン!絶対っ!!という教訓をいただきました。

商売は理想論や口先八丁でやれるほど簡単じゃないですなあ。。(しみじみ)

 

これにて令和納豆の記事を締めたいと思います。

もしかしたら無料パスの返金対応で今後の展開があるかもしれません。

その時はまた記事にしたいと思いますので、ぜひまたお読みくださいませ。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
肉とよ
山口県宇部市で精肉店を営んでいます。 お肉のことはもちろん、食に関するアレコレをはじめ、地元アレコレ、親子アレコレ‥いろんなアレコレについてつづっていけたら、と思っております。 みなさんに『喜ばれる歓び』をご提供!