肉処とよたアレコレブログ
~喜ばれる歓び~
肉旦那のいろいろ

自営業あるある⑤老後の不安を考える。

みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖

いつもはヨメが担当しているこのブログ。

今回は、肉旦那が「自営業あるある」についてをつらつらと書いてくれました!

肉旦那
肉旦那
こんにちは!肉旦那です!

今回の記事は『自営業者、フリーランスの老後』について。

”老後”なんていうとちょっと大袈裟な感じ?と思うかもしれませんが‥というか、リタイア後が不安なんですよね。

肉旦那
肉旦那
なにが不安って‥やはりお金の話。。

「老後のお金問題」について、自営業をからめながら僕的に解説をしていこうと思います。

老後2000万円足りない問題

少し前に話題になったので、『老後2000万円足りない問題』をご存じの方も居ると思います。

なんだか普通に、何も考えずにこのまま生きていたら”あなたたちの老後資金が2000万円も足りませんよ”ってことが金融庁から発表されたやつです。

肉旦那
肉旦那
国として年金やってますけど、

平均寿命も延びていくし、

それに合わせて支給年齢も上がっていくけど少子化で子どもも少なくて、

なんとなく試算したら2000万円くらい足りなそうだよー

‥っていう僕的解釈

は?いや、いきなり2000万?って話ですよ。

平均寿命よりちょっと長く生きたらなんか300万くらい?足らないっぽいかも??‥ならわかるんですが。。

実際に100歳まで生きたら、とか、10年以上施設や病院に入ってる、とかならまぁかなりお金が必要そうだな、って思いますよね。

そう、この”2000万円問題”はどんなケースを想定しているのかって話です。

金融庁が出した発表では

  • 65歳で引退して95歳まで生きる
  • この30年間は公的年金もらっても平均して毎月5.5万円の赤字が出てしまう
  • ‥ので5.5×12×30=1980万円となる

このような計算から”老後2000万円足りない問題”とされています。

肉旦那
肉旦那
僕の身内みんな95歳どころか80歳すら稀なんだけど‥え?そんなに生きる?って思うところはありますが

まあ人生100年時代なんて言いますし、僕らが高齢者となった時代には95歳まで普通に生きているのかもしれませんね。

2000万円‥どころじゃなかった?!

そして、この金融庁の月5.5万円足らないといってる前提として、夫婦でもらえる公的年金を19万円/月で計算しているというのがあります。

この計算が個人事業主としては恐ろしい限りなんです。

個人事業主してる人の多くは国民年金にしか加入していないと思います。

僕もそうです。

で、国民年金の支給額は制度上は月6.5万円/人となってますが、2018年実績ベースで55615円。

実際の支給額は月5.5万円/人だ、という話です。

僕みたいな夫婦揃って国民年金の場合は夫婦合わせて11万円/月となります。

個人事業している人はこのケースが多いでしょう。

次に一般的に多そうな組み合わせである厚生年金(夫)+国民年金(妻)の場合では、222,283円/月となります。

僕のケースのちょうど倍‥半分も違うんです。

実際のところでいうと、僕もヨメも長い人生の中で少しの期間にはなるけど社会人時代に厚生年金を積んでいるので11万円/月よりは多くなるけど‥まぁ微々たるものです。

とりあえずですよ、金融庁の想定が公的年金を19万円/月で試算して老後2000万円足りないってなると、僕ら夫婦は公的年金が11万円/月なので更に毎月8万円足りないってなるんですよ。

肉旦那
肉旦那
これ毎年じゃなくて毎月ですよ、、、毎月8万円ってかなりの金額です

となると”老後2000万円足らない”に加えて”毎月8万円更に足りない”という問題が、個人事業主にはあるわけです。

計算すると、、

2000+(8×12×30)

となり、、、

4880!!!!

なんと老後4880万円足りない問題に発展してしまいました。

肉旦那
肉旦那
2000万円どころの騒ぎじゃありません。。

こんなの本当にあり得るの?ってレベルの話です。

老後、というか試算上、65歳までに4880万円持って仕事を引退しないと誰かに経済的に迷惑かけるか死ぬしかない、ことですね。

肉旦那
肉旦那
なんという残酷な世界なんだ、、、

結局は”自分でどうにかしないと!”って話

と、ここまで制度上の話であったり、金融庁が出したデータを元に計算してきたわけですが、ここで注意点が1つ。

そんなに消費する?って話です。

金融庁が出した計算は「公的年金を毎月19万円もらいながら毎月5.5万円の赤字が出る」ってのが前提です。

すなわち夫婦2人の生活資金が毎月24.5万円というケースを想定しています。

そこを考えるとですね、毎月24.5万円も生活資金って要る?って話にもなります。

未来のことなので誰にもわからないけど、とりあえず現状で考えてそこまでは必要ないだろうってのが普通の人の肌感覚なのではないか?と思います。

肉旦那
肉旦那
生活水準が高い人はシランケド

生活資金といっても住居費が大きく占めるでしょうから、必然的に「持ち家」か「賃貸」かによって大きな差があるとともに、僕が住んでいるような田舎と都市部ではまた生活費が違います。

そこらへんをまとめるとですね。

”老後2000万円足らない問題”は

❌確定的にガチで2000万円足らないぞ

⭕それくらい足らないケースもありそうだから、みんなちゃんと自分で自分の将来を想定してね

‥っていう国からの注意喚起なわけです。

まとめると‥

今現在、僕は自分の家族の将来を完全にシミュレーションしてるわけではないですが、とりあえずの危機感は持った!という状況です。

自営業でやりきって仕事を引退したときに国民年金で夫婦11万円/月もらうだけでは生活はかなり苦しいでしょう。。

僕らは子どもが4人いるし、将来孫も生まれて僕が爺ちゃんになった時にいろいろしてあげたいし。

肉旦那
肉旦那
生活キツキツでいろいろしてもらう爺ちゃんとかかっこ悪いじゃないですか?!

そんな感じで老後に対する危機感を持ちました。

‥ですが。

「危機感持ってます!」っていうだけじゃ意味ないので。。

老後に向けて今何ができるのか!

実際にそれをしているのか!

って話を、、、

‥。

長くなってきたので次の記事にしたいと思います。

僕は個人事業なのでその目線と実体験を元に記事を書いてますが、老後問題については大なり小なり会社員の方にも無関係な話、、ではないはずです。

今回、そして次回の記事が、自分はどんなケースかな?と考えてもらえる一助になれば、と思います。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
肉とよ
山口県宇部市で精肉店を営んでいます。 お肉のことはもちろん、食に関するアレコレをはじめ、地元アレコレ、親子アレコレ‥いろんなアレコレについてつづっていけたら、と思っております。 みなさんに『喜ばれる歓び』をご提供!