みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です
突然ですが‥みなさん”凍り豆腐(こおりどうふ)”ってご存じですか??
「凍り豆腐」とは、豆腐を凍らせてから乾かしたもの。古くから保存に便利な乾物として親しまれてきた食品の一つで、水に戻す前の状態ではカラッとしていてかたい感触ですが、水を吸わせるとスポンジのようにやわらかくなります。煮物などの料理によく使われ、煮汁を吸うとジュワッとした食感でとってもおいしいんですよ。
よく似ている名前の「高野豆腐」や「凍み豆腐」とはどう違うの?と思った方もいるかもしれませんが、実は凍り豆腐はこれらの総称なのです。地域によってはほかの呼び方をするところもありますが、戦後、農林水産省の凍豆腐品質表示基準によって「正式名称を凍り豆腐と統一する」と定められました。
※クラシルHP『凍り豆腐とは?味や特徴、高野豆腐との違いについても解説!』より引用
高野豆腐に限らず、冷や奴・納豆・味噌汁・油揚げ・厚揚げ・おいなりさんなどなど‥
肉旦那を筆頭に肉とよ家は大豆製品が大好きでして、とくに木綿豆腐は冷蔵庫に3パックは常備してあります。
が、毎日食べるかといわれればそうでもなく、冷や奴や麻婆豆腐に成らずいよいよ賞味期限を迎えそうな木綿豆腐を見てふと。
ここで記事冒頭に戻ります。
『豆腐・保存』で検索をかけたときに出てきたこの”凍り豆腐”っていう単語を見たとき、ヨメ、読んで字の如し『ただただ豆腐を凍らせたもの』って思っちゃったんですよね。

使い勝手の良い1パック150gのものをパックから取り出して簡単に水切りして、そのままフリーザー袋に入れて冷凍庫でカチカチに凍らせる、だけ。
大きさにもよりますが、、調理するだいたい2時間くらい前に冷凍庫から取りだし解凍する、だけ。
正直なんの手間もかかってないです。
本格的な凍り豆腐だとここからさらに乾燥するって手順があるんでしょうけど、、
自宅で食べる分にはこのまま使っちゃってOK、なはず。
完全に解凍ができた豆腐は、その水分を搾ればほぼ大豆繊維しか残りません。
一見カタマリのように思いますが、さい箸で軽く混ぜただけですぐにパラパラとほぐれてしまいます。
それもそのはず。
150g×2個,300gの豆腐から約2/3の水分が失われているのですから★
片栗粉やたまごをつなぎに使ってもそのパラパラ感は戻ることなく。
例えるなら水分がまったくない鶏そぼろ。
何をしてもパラパラ+パサパサのどーしようもない状態です。
「テキトー故に‥さすがに失敗か?」と諦めかけていましたが、、
これ単品ではどうにもならないのなら、パサパサが気にならないようにいっそナニカに混ぜてしまえ~!と半ば強引に考えついたヨメ!!
というわけで、こちらのお手製凍り豆腐を使ったオススメの食べ方を、今回はお届けしたいと思います♡
取り出したるは合いびきミンチ300g。
色が変わるまで炒めたら、お手製凍り豆腐+刻み野菜を加えて混ぜ合わせていきます。
ちなみに。
- 凍り豆腐114g
- 冷蔵庫に余ってたにんじん1/3本
- 大量にあったは良いけど結局青椒肉絲のなりそこないピーマン5個
- お得パック購入でありすぎ立派なエリンギ6本
- 常備野菜の王様玉ねぎ3玉
を合いびきミンチに混ぜました。
「いつも思うけど‥野菜多すぎじゃない?」
を、炒め合わせたものがコチラ。
味つけは塩こしょう・醤油・ウスターソースをテキトーに。
野菜の旨味も相まって、ここまで炒めればさすがに凍り豆腐のパラパサはまったく感じられません。
これを利用すれば‥
- 玉子&ご飯と一緒に炒めてチャーハンに
- 溶き卵にくるんでオムレツに
- カレー粉をまぶしてドライカレーに
- コンソメ顆粒+トマトジュースで煮込んでミートソースに
などと、”和の食材”豆腐がいろいろな料理にアレンジできます♡
じゃがいも5つの皮を剥き5㎜の輪切りに。
それを耐熱容器に入れ、ラップをかけて600wの電子レンジで10分加熱。
一旦取りだし上下を入れ替えて、再び600w5分加熱。
熱いうちにマッシャーで粗く潰していきます。
豆腐ミートフィリングを1/3ほど加えて混ぜ混ぜ。
耐熱皿になるべく平らになるように小分けして、粉チーズ・パン粉の順に振りかけます。
ケチャップを軽めにかけて、オーブントースターで10分ほど温めれば、、
スコップコロッケの出来上がり~☆
余った豆腐ミートフィリングは小分けにして冷凍保存しました。
これ以上水分が抜ける心配はなく、かといってベチャッとなることもないのでご安心を~☆
冷凍した翌日には、ソッコーでレンチン解凍!
オムライスにリメイクしてお昼ご飯に食べました♪
みなさんもぜひお手製”凍り豆腐”で、いろんな料理にチャレンジしてみてくださいね♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。