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つくってみた

つくってみた⑫肉とよ家的アレンジ!郷土料理”けんちょう”!!

みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖

肉旦那
肉旦那
お客さまから旬のお野菜をいただきました!

白菜はお鍋に使うとして‥

つくってみた番外編!いただいた大根を漬けてみた!!みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖 収穫の秋、お客さまからいろいろなお野菜をいただきます。 ...

大根は、ミツカンさんの”カンタン酢”に漬けてお漬物にしました♡

その時に残った大根の皮!

ヨメ
ヨメ
捨てるのはもったいない!!

‥ということで、皮を利用した山口の郷土料理『けんちょう』をつくってみました☆

けんちょうとは

画像:けんちょう

山口県では馴染みのある郷土料理、けんちょう

地域によっては「けんてん・けんちょう煮」とも呼ばれています。

大根、人参、豆腐だけのシンプルな料理ですが、少し濃いめの甘辛味付けがご飯によく合います。

アレンジで鶏肉や油揚げを入れても美味しくなります。

”JA山口県”のホームページにはこのように説明されていました。

シンプルな具材&味付けで、精進料理みたいな印象です。

‥が。

肉とよ家のけんちょうはちょっとコテコテ。

基本的に豚肉を使用し、ごま油で風味付けします。

ヨメ
ヨメ
気分によってはコンニャクやシメジも入れてみたり

ヨメ的には『大根を使った煮物』といった位置づけです。

料理の説明をざっくりしたところで、さっそく作っていきましょう!

調理開始!

材料の準備

こちらの大根の皮を使用していきます。

通常であれば、大根やにんじんをいちょう切りにして作る料理ですが、今回は皮を使用するので、たんざく切りのような形になりました。

ちなみに。

大根の皮は冷凍保存が可能です(約1ヶ月)

皮に限らず、大根は冷凍してあらかじめ繊維を壊しておくことにより、短時間で味がしみ込みやすくなります。

さらにいえば、切り分けてから冷凍するとあとがラクですよ♪

大根の皮に合わせてにんじん・板コンニャク・ごぼう天もたんざく切りしていきます。

この材料から「きんぴらにするの?」と子どもたちからするどい指摘を受けましたが‥

華麗にスルー。

ちなみにごぼう天は、我らが地元が誇る”お土産・お中元・お歳暮人気No.1!”宇部かまのものを使用しています。

練り物専門の会社で、蒲鉾や竹輪もいろんな種類があり、しかもすごく美味しいんですよ♡

気になる方はチェックをどうぞ!!

炒め煮する

ごま油をお鍋に熱し、豚こまを先に炒めていきます。

最近長女が率先してヨメのお手伝いをしてくれます。

ただ‥大胆に混ぜるのでよくこぼすのがタマニキズ。。

ヨメ
ヨメ
良い塩梅を見つけて欲しいところです

豚こまの色が変わったら、たんざくに切った材料を全部一気に入れてさらに炒めていきます。

全体的に火がとおったら、砂糖・お酒・みりん・醤油で味付け。

水分を飛ばし、仕上げにいりごまを混ぜ込んだらできあがりです!

献立はこちら

けんちょう、キャベツの塩昆布和え、コチのお吸い物、牛丼!

おかずがシンプルな味付けになったので、子どもたちの希望により牛丼を急遽作ることに‥

丼に目がない肉とよ家の4兄弟姉妹。

「「「「牛丼おかわり!!」」」」

ヨメ
ヨメ
え、嘘でしょ

おかげで、どっちがメインかわからなくなりました。。

まとめ

今回は山口の郷土料理”けんちょう”を肉とよ家的にアレンジして作ってみました。

もとがシンプルなので、アレンジのし甲斐があります。

‥後で気付きましたが、お豆腐を入れるのをすっかり忘れていました★

ヨメ
ヨメ
原型をほぼとどめていないのはご愛敬ってことで

アレンジついでに。

子どもたちは牛丼でお腹いっぱいになった(ショック)ようで、思ったより箸が進まなかったけんちょう(Wパンチ)。。

余ったけんちょうは、翌日豚汁になりました。

豚こま・お豆腐・シメジ増し増し、たっぷりのお出汁で軽く煮て、ただ味噌を溶いただけ‥といった簡単アレンジ。

混ぜ込んだいりごまが面白い食感となり、これまた子どもたちのお腹の中に消える消える。。

せっかく作ったのに、不評‥まではいかないまでも‥!

山口の郷土料理なんだよ‥?!

もぅちょっと味わっておくれよ!!!(泣)

そんな、ちょっぴりですが哀愁漂う今回の”つくってみた”でした。。。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
肉とよ
山口県宇部市で精肉店を営んでいます。 お肉のことはもちろん、食に関するアレコレをはじめ、地元アレコレ、親子アレコレ‥いろんなアレコレについてつづっていけたら、と思っております。 みなさんに『喜ばれる歓び』をご提供!