みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
中学卒業を機に、趣味探しだのスキルアップだのを目指しはじめた長男によるcookingタイム。
というヨメの適当なアドバイスを受けて、長男が選んだ料理は『マッシュポテト』。
茹でたじゃがいもをマッシュして塩などの調味料を加えて混ぜ合わせる‥といった簡単なものではありますが。
彼の中での気取った料理がそれ、、?
まぁ肉とよ家ではめったに食べない料理(マッシュしたポテトはポテサラにしちゃう派のヨメのせい)ですし、じゃあ作ってもらいましょうか!とお願いしたのですが。。
フツウに比べて20倍の塩辛さを演出した”塩分過多☆マッシュポテト”ができあがってしまったのです。。
しかも、家族6人分‥総重量2kg近く、処理にも困るというお墨付き。
とはいえ、食品ロスがうたわれているこのご時世‥だからといって捨てるなんてもってのほかです。
どうにかこうにかリメイクを、とまず作ったのは『スコップコロッケ』。
余計な調味料は足さず、殺人マッシュのみの塩分‥
そのおかげでしょうか、合いびきミンチとにんじん・アスパラガスの甘みと旨味を活かした、なんとも美味なるものに仕上がりました。
次に作ったのは『目指せ大量消費!カレー~手作りナンを添えて~』。
甘口のルー&みりん&はちみつで甘みをこれでもかと演出したにもかかわらず結局塩辛さが全面に引き出されたカレースープもどきと、長男手作りの甘めナンが見事にマッチ!
大人には少々辛さが足りず、肉旦那が追加でマッシュをカレーにインしてくれたおかげで残すはあと500g。
どうにか終わりが見えてきた殺人マッシュですが。。
そういえばな話で。
というヨメの勝手な主観のもと、家族6人の肉とよ家のカレーは基本的に1回20人前超の量を作ります。
それに加えて今回の場合は殺人マッシュで甘口をのばすという無謀な挑戦。
結局出来上がったのは‥30人前笑
これをナンで食べるってんだから、当日はもちろんそりゃあ翌日翌々日まで必然的なカレーパーティーになるわけで。
話を戻しまして‥
残り500gの殺人マッシュをどうしようか、です。
子どもたちにも好評だったスコップコロッケにしても良いのですが、そういえばこの殺人マッシュが生まれたきっかけは『気取った料理』。
普段家で作らない,食べないものがコンセプトでした。
たぶん今回でなくなるであろうソレに、好評だったからといって同じものを出すのはなんか違う気がする。
そんな変な冒険心から、じゃあ普段作らないものにしようよ!と相成ったのです。
気取った料理‥普段作らない‥‥
長男「そうだ、ポタージュにしよう!」
さぁこの思いつきは吉と出るのか凶と出るのか。
不安を抱きつつ、長男cookingスタートです。。
‥とは言っても。
殺人マッシュを使ったポタージュなんてクックパッド先生が知っているはずもない。
普段作らないため、作り方もわからない。
「これはなんとなくで作っていくしかないねっ☆」
とりあえず材料を調べてみた長男、マッシュしたじゃがいもと生クリームが必要なことがわかったようです。
あとは味の決め手コンソメスープの素。
‥を入れてしまうと辛くなること受け合いナシ!
なので、お湯で殺人マッシュをのばしながらポタージュを作っていってみることにしました。
まずは150g‥まだいける‥150g‥まだまだぁ‥100g‥
ここまでいったら残すは100g‥もう全部いってまえ!!!
さーて考えナシの結果は。
にんじんのすりおろし1本分を入れ少し煮立たせ、生クリームを入れて仕上げることにしました。
「大丈夫大丈夫!こっから生クリーム入るんだし、野菜足したらどうにかなるなる~」
どこまでも楽観的な長男。
この適当さ、果たして誰に似たんでしょうね。
そんなこんなで、できあがりましたはコチラ↑
茹でアスパラガスを加えたけど結局ちょっとしょっぱいポタージュ、2晩寝かせたのに旨味が感じられないカレー、にマカロニサラダを添えて。
感想、ですか?
メニュー名がそのまま感想ですけど??
わざわざ要りますか???
さて、3回にわたって殺人マッシュのリメイクレシピをご紹介してきました。
結果は‥まぁどれも塩辛い。
フツウの20倍の塩分は、どうやっても塩味がキツいことがわかりました(だろうね)
殺人マッシュをそのまま食べるわけにはいかず、その翌日にスコップコロッケ→ナン&カレー→カレー→ポタージュ&カレーという4日間を振り返ってみれば。
舌がバカになり食欲が激減した子どもたち。
夜中に何度も目が覚めて2ℓの水を飲み干した肉旦那。
お腹の調子が戻らなくて、でもなぜか体重が変わらないヨメ(これはたぶん関係ない)
みんながそれぞれ体調を崩した4日間です。
『塩分の摂りすぎは身体に毒』ということが、文字どおり身に染みた結果となりました。
塩分の摂りすぎには細心の注意を。
そして分量の見間違いには反省を。
それでも食べてくれた家族には心からの感謝をお忘れなく。
今回の長男cookingが、どうか彼の成長につながりますように。。
おニクがよろしいようで🍖
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。