みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
今年一番の寒波が来るとして、朝から引きこもっている‥どうもヨメです。
洗濯して掃除して昼寝して。
そんな私たちをラク~にしてくれる、強い味方の季節が到来しました‥っ!
そう!I love! We love!! お鍋!!!
準備がラク!なだけでなく、野菜も摂れる・温かいまま食べられる・ワイワイ囲んで楽しい♪とイイコト尽くしですよね。
そんな寒い季節にピッタリのお鍋について、シリーズで肉とよ的解説をしてきました。
今回は第4弾『世界の料理でアレンジお鍋』をご紹介いたします!
日本人好みに進化をした鍋料理
料理として”お鍋”が確立してきた昨今。
しゃぶしゃぶやすき焼きは言わずもがな、中には海外の料理と組み合わせた鍋もよく見かけます。
豆乳鍋
豆乳とダシを合わせたスープの中でお肉やお魚・お野菜を煮ながら食べます。
2000年以降豆乳の需要が増え、また豆乳ブームとともに健康志向から人気に火がついたのをきっかけに、女性を中心に支持を集め人気鍋として定着しました。
豆乳鍋の派生でもある「ごま豆乳鍋」「豆乳坦々鍋」など、近年ではバリエーションも豊かになってきています。
相性の良い具材が多く、豆乳が苦手な人もダシと合わせて鍋料理とすることでミルキィーな味わいを楽しめます。
柚子胡椒・ラー油・すり白ごま・刻みネギなど薬味で味変をするのもオススメ。
残ったスープにうどんを入れたり雑炊にしたり‥〆まで魅力的です☆
そんな豆乳鍋ですが、作る際に注意しなければいけないことがあります。
豆乳に含まれるタンパク質の熱変性や酸による凝固が原因で、スープが固まって食感が悪くなってしまいます。。
豆乳を水より多くすることで分離しにくくなります(目安は水2:3豆乳)
また、強く煮立てない、最後に豆乳を入れる‥といった方法もありますよ。
キムチチゲ
朝鮮半島で広く食べられている辛口の鍋料理・スープ料理です。
白菜キムチが味の主体で、具には肉類または魚介類・野菜・豆腐などが使われています。
本場のレシピは‥
- キムチと肉類を炒め
- そこに肉などでとっただし汁を注ぎ
- 塩・醤油・おろしニンニク・唐辛子粉などで味を調え
- ネギ・白菜などの野菜や豆腐といった具を加えて煮る
お肉はコクのある豚ばら肉などを使うことが多く、また使用するキムチは醗酵が進んで酸味が強くなったものでない特有の味が出ない、イノシン酸を多く含むいりこや塩辛などと一緒に炒めるとキムチの成分と反応してよりうまみが出る‥などと、お店や家庭によって調理法や具材は多彩です。
キムチチゲをもとに日本独自の進化を遂げたものがいわゆる”キムチ鍋”。
日本で食されるレシピでは基本的にキムチやお肉は炒めず、鍋ダレをまず作り最初から一緒に煮込むものが多いです。
キムチ・味噌と相性の良い同じく発酵食品のチーズを加えて作るリゾットが、個人的には断トツ1位の〆。
パクチー鍋
春菊やセリを入れたサッパリ鍋がお好みの貴女に朗報☆
アジア料理などでおなじみ、独特の風味がクセになるパクチーも実はお鍋との相性がバツグンなんです!
鶏ガラスープを基本に、
- キムチ+豆板醤でチゲ風に
- 春雨+ナンプラーでエスニック風に
- 牛乳+チ-ズで濃厚チーズクリーム風に
プラスする食材によってさまざまな味を楽しめます♪
他の素材のおいしさを引き立てつつ、アクセントとしても活躍します。
しかもパクチーにはデトックス効果とアンチエイジング効果の期待もでき、体に嬉しい要素が盛りだくさん!
パクチー好きはもちろん、まだパクチーに挑戦したことがない人も、お鍋なら手軽に作れるのでぜひ試してみてくださいね◎
カレー鍋
カレー鍋は、和風出汁にカレーのスパイスを利かせたスープを使ったお鍋です。
じゃがいも・玉ねぎ・にんじんでおなじみのカレー食材はもちろん、白菜やしめじといった通常鍋物の具材に用いるようなものなど、具材にこれといった決まりがなく、ほぼ全ての食材と相性が高い鍋料理です。
ただし、キムチのようにそれ自体が強烈な味わいを持つものや、カレーにより繊細な風味を損なうおそれのある食材は避けましょう。
和風鍋物にはまず用いないチーズもオススメ。
味がマイルドになり、よりコクも出ますよ♪
トマト鍋
トマトを用いてスープを調理した鍋料理です。
スープの作り方については、オリーブオイル・にんにくからカットトマトやホールトマトで作るトマトソースをベースに、
- 鶏ガラなどの出汁にあわせたもの
- 他の鍋スープベースに生トマトやトマトペーストを加えてアレンジしたもの
- それらをケチャップでマイルドに仕上げ、子どもが食べやすくしたもの
‥などがあります。
味付けの方向性によって具材が魚介やお肉・お野菜などと変化しますが、作り方や材料に決まりはとくになく、”何らかの形でトマトが使われているもの”を日本では「トマト鍋」と呼んでいます。
〆として、欧州のトマト料理にちなみチーズ+ご飯でリゾット‥これは間違いなくハズレナシで美味しいのですが、別茹でスパゲッティをインしてスープパスタにするのも良きでした。
リメイク料理と言い張って、翌日のご飯ラクしましょうよ(ヨメ談)
まとめ
世界中の料理をベースに、日本独自に進化を遂げたお鍋についてご紹介しました。
広く一般的になったこれらは、鍋ダレとして各食品会社より販売もされており毎日の食卓を彩ってくれます。
冬本番を迎え寒さが一段と厳しくなってくるこれからです。
お鍋を囲ってホッコリしたいですね!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。