みなさんこんにちは、田舎の精肉店肉処とよた略して『肉とよ』です🍖
「コレもらった♡夜作っといてね♡」
小学生が学校からお茶の袋を持って帰ってきました。
こちらJA山口県 宇部緑茶センターより届いた山口茶”水出し煎茶”です。
お茶といえば静岡でしょ‥という声が聞こえてきそうですが、実は山口県で飲まれているお茶は9割以上が県内で生産されたものなんです。
しかもそのほとんどが宇部で作られているとかなんとか。
場所は宇部市小野地区にある藤河内茶園。
小野湖から沸き立つ朝霧と寒暖差がお茶の生育に適しており約50年前からお茶の栽培が始まりました。
とは山口県の農業を管轄している”JA山口県”のHPに書かれてある山口茶の紹介。
なんと、宇部市小野茶産業組合では7名の生産者が30ヘクタール(サッカーコート45面分!)の広さの茶園で生葉400トンを作っているんだとか。
それが緑茶センターで商品化、山口茶として販売されています。
こんな身近に山口を代表する特産品があるとは!
せっかくなので今回の記事ではお茶について紹介させていただこうか、と☆
お茶を飲んで健康に!
「朝茶は福が増す」ということわざがあるように、昔からお茶を飲む習慣は縁起の良いものとされています。
古くは薬として重宝されたように、カテキンやカフェインなどの成分が溶け出した緑茶は様々な健康機能があります。
カテキン
お茶の「渋味」や「苦味」を作り出している成分です。
強い抗酸化作用があり、最近笛で居る動脈硬化や高血圧・癌などいろいろな生活習慣病の予防に役立ちます。
カフェイン
お茶の「苦味」を作り出している成分です。
眠気覚めに良く聞くこれは、心臓の働きを活発にする効果もあります。
テアニン(アミノ酸)
お茶の「甘味」や「うま味」を作り出している成分で、お茶にのみ含まれています。
人の心と体をリラックスさせる「ヒーリング(癒やし)効果」があります。
ビタミンC
壊血病やガン・風邪を予防するのに必要な成分です。
煎茶一杯分には、およそ10mgのビタミンCが含まれています。
フッ素
歯の表面を強くし虫歯にならないための抵抗力をつける成分です。
また、お茶にはカテキンも含まれているので、虫歯の原因となる細菌の増殖と、歯垢ができるのを防ぎます。
美味しいお茶の淹れ方
お茶は淹れ方ひとつで味が全然変わります。
ここでは、日本茶を10倍愉しむ方法をご紹介します☆
- お湯をまず人数分の湯のみにつぐ
- お湯を冷ます&お湯の分量を量る
- 急須に茶葉を入れる(茶葉の量は、1人当り60ccで約2gほど)
- あらかじめついでおいた湯のみのお湯をゆっくり急須に注ぎ、その後約1分ほど、お茶の葉が開くまで静かに待つ
- お茶の葉が開いたら、お好みの濃さに合わせて 急須を3~5回廻して 湯のみに均等につぎ分ける(つぎ始めは薄く後になるほど濃くなるので、お茶の濃さが平均するように注ぎまわす)
- 注ぐときには急須に残らないように、必ず最後の一滴までしぼるように注ぎきる!
お茶豆知識
夏も近づく八十八夜~♬
新茶の季節はご存じのとおり5月。
一番茶と呼ばれる新茶と、その後生えてくる二番茶・三番茶‥とありますが、摘み取るタイミング以外に違いは何かわかりますか?
1番のポイントは『太陽が当たっている時間』です。
一番茶(新茶)は1番に摘み取られるため太陽にはあまり当たっていません。
テアニンが豊富に含まれていてリラックス効果があり、睡眠不足の解消にも役立ちます。
一方、二番茶などは太陽の光をたっぷり浴びているため苦味・渋味があります。
これは茶葉に含まれるテアニンが太陽の光によってカテキンへと変化するから。
カテキンには抗酸化作用があり、老化の防止や病気の予防などに役立ちます。
まとめ
肉とよが住む山口の特産品お茶について簡単ではありますがご紹介させていただきました。
昔から日本人に愛されてきたお茶、それには寄り添うにたる理由があったんですね。
1日一杯!
みなさんも気分や体調に合わせてお茶で健康な毎日を送ってくださいませ◎
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。